★たつひとの合気道技法★
合気道の極意を技に展開して
その21 合気道 掴み技

<いつも工事中>

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◆動き・技の基本は,一通り理解しているとして,ポイントを見ていきたいと思います。

2016/07/26 改訂

掴み技・掴み捌き
Grasping Throw Techniques / Grasping Handling

掴み技 つかみわざ
Grasping Throw Techniques

掴み技 動作・技のポイント



掴み技について

合気道では,攻撃に対し,対象する技が主です。
相手に対し,積極的に技を掛けにいくようには稽古していません。
ここでは,逆半身で四教極め落としなどについて考えていきます。

逆半身片手取りでは,受けが仕手の腕を取っていきます。

ここでは,受けが仕手の前腕の外から,四教を掛けていきます。
右半身スタートですが,スタート時は,通常の逆半身片手取りと同じく位置に
関する力のバランスは同じ(even)です。

(^-^)v



逆半身片手取り
外四教極め落とし

右半身で相手の左手を掴みます。
ともに,半身の体勢です。
・通常,掴む方が受けですから,受けから前足を外へ操作すると
 違和感があります。そこで半身の体勢から体と腰を相手に正対ように操作します。

<掴み方>
・掴み方は親指と人差指を鍵状にし,薬指,小指の三本で,人差指の付け根のでっぱりが,相手の
 上腕の外中央(外関がいかんのツボ)に当るようにします。

<四教のツボ>  ・四教のツボがどこか気にする必要はありません。
 ・重力掛けの最中に,人差指のでっぱりが自然とツボを探してくれます。

<重力掛けと真中>
・持っている腕の位置が,自己のパワーゾーンの中になりますから,
 腕を伸張力で下方に伸ばしながら,
 上腕に重力を掛けていきます。
・手首のスナップや上腕を使っての前腕の捻りは不要です。
・相手の腕の落とす方向は自己の真中です。
 当初,腕を掴んだ位置から自己の真中方向へ,自己の体に近くに
 落としていきます。
 見た目には,真下です。
・体のみ正対させましたので,自己のパワーゾーンは狭いですが,
 逆半身片手取りの位置から動いていませんから,ゆっくり正確に操作できます。
・手を伸張力で伸ばしきったら,合気の腕にし,続けて,体重(重力)を少しづつ
 相手の腕に掛け続けます。
・重力を掛け続け,手の位置を床まで完全に落します。

(^-^)v



外捌き袖取り前方投げ

<工事中>

(^-^)v



外捌き袖取り小手返し

<工事中>

(^-^)v



外捌き袖取り一教裏

<工事中>

(^-^)v
参照
 
☆達人の合気蔵書☆
☆達人の合気ビデオ☆
合気道技報(光和堂 1962)
合気道秘要(東京書店)

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掴み捌き つかみさばき
Grasping Handling

掴み技 動作・技のポイント

掴み捌きについて

攻撃に対し,相手の道着等の一部を掴み捌く技をここでは,「掴み捌きとして取り上げます」。

(^-^)v



突き
外捌き前腕掴み
突き出し投げ

左半身で,相手が右手で中段を打ってきます。

・相手の打ちを外に出て,前の手である左手で下から引き回し
 相手の向きを変えます。 ・左手で相手の内肘から前腕にかけて,  半掴みで掴み,伸張力で前方へ,突き出すように投げます。
 【Denis 150609】

(^-^)v



突き
外捌き前袖掴み
小手返し

 ・左半身から,相手が右拳で中段を突いてきます。
 ・合気柔術ですので,常に真中です。
  左半身で体を垂直のまま,左足を攻撃の線から外し,相手の拳を外しつつ相手の側面に浅く入身します。
  相手の拳から手首,前腕が,自己の体の前に来るようにします。
  今回は,相手の手を取りません。
  目の前にある相手の前腕部の道着の袖を左手で掴みます。
 ・掴むと同時に,入身した左足を中心に転換します。持っている手は,真中を保ちつつ床まで落とします。
  相手は完全に崩れ,片足状態となります。
 ・相手の腕が小手返し状になるように,袖を操作します。
  右手刀を相手の上腕にあて,小手返しの動作をサポートします。
  両手が相手の前腕部にそろうことで,真中が確実になります。
 ・相手の体が返ったところで,背中が床に着くか,着かないかのタイミングで相手の腕をやや上方へ引き上げます。
  相手は上向きから,うつ伏せ状態に体が回ります。
 ・相手のうつ伏せ状態で床にタッチダウンさせます。
 ・小手返しの極めは種々ありますので,適当を思われるもので極めます。
ポイントは,  ・動作の妨げとなる床との摩擦を避け,空中でほぼ動きを完了させます。
 ・常に,操作は真中で行います。
 ・相手の崩しは,前腕伸張力と重力落としで行います。
 ・細かい極意ポイントですが,相手の手を取らないことで,相手にこちらの手の内をさとられません。

(^-^)v
参照
 
☆達人の合気蔵書☆
☆達人の合気ビデオ☆
合気道技報(光和堂 1962)
合気道秘要(東京書店)

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