TatsuAiki 40 Text

◆動き・技の基本は，一通り理解しているとして，ポイントを見ていきたいと思います。

2019/11/26 改訂

技	動作・技のポイント
合気道のテキスト	＜合気道のテキスト＞　ここで紹介，コメントするのは，　　日本武道協議会設立40周年記念　　「中学校武道必須化指導書(10分冊・DVD3巻付き)」　の「合気道」の分冊についてです。　本テキストは，完成度が高く，非常によくできていると思います。　　　　　 (^-^)v
１．導入にあたって	動作・技のポイント
()	＜工事中)＞ (^-^)v
２．基本動作	動作・技のポイント
()	＜工事中)＞ (^-^)v
３．体捌き	動作・技のポイント
３．体捌き	＜体捌きたいさばき　(足の動かし方)＞　・攻撃に応じる動きを体捌きという (^-^)v
(1)　送り足	＜送り足＞ (^-^)v
(2)　歩み足	＜歩み足あゆみあし＞ (^-^)v
(3)　転回足	＜転回足てんかいそく＞　・180度身体の向きを変える足さばき。　・半身の構えから両足親指のつけ根に重心を乗せ，身体を180度回転させて　　再び半身に構える。 (^-^)v
(4)　転換足	＜転換足てんかんそく＞　・前足を軸に身体を回転させる足さばき。　　前足を軸に背中側へ180度回転する。 (^-^)v
４．受身	動作・技のポイント
４　受身	４．受身　(p32) 　ここでは，後ろ受身①，後ろ受身②で，テキストには前方受身は入っていません。＜後ろ受身①＞　・半身から後ろ足の膝をついて後ろへ転がる。　　→後方反転(反転)受身です。　(段階1) 　　お尻を着き両膝を曲げた状態から　　　①体育座りで両手を膝に添え，背中を丸めへそを見る。　　　　→膝を抱える。顎を引き，臍を見て頭部の位置を保持し。【Ｔ】　　　②背中を丸めたまま転がる。頭を打たないようにする。　　　③起き上がり元の姿勢に戻る。　　→(段階1')　胡坐あぐらの状態から【Ｔ】　(段階2) 　　お尻を着き片膝をたたんだ状態から　　　①左足をたたんで腰を下ろし，へそを見る。　　　②背中を丸めて後ろへ転がる。　　　③足を戻す反動で起き上がり，元の姿勢に戻る。　(段階3) 　　片膝を立てた状態から　　　①右足の膝を立て，左足は甲を畳につける。　　　②(段階2)の①の状態になる。　　　③～⑤ 背中を丸めて後ろに転がり，元の状態に戻る。　　　　・①と⑤のワンポイント：　　　　　　膝をついたときは，足の甲が畳に着くようにし，つま先を立てない。　　　　・②，④の右膝をついた状態のワンポイント：　　　　　　　折り曲げた足は爪先をのばし，足の甲が畳につくようにする　　　　　　→コメントはよいが，図と説明を左膝をついたものにしないと。　(段階4) 　　立って半身の姿勢から　　　①(右)半身に構える。　　　②後足の膝をつく。へそを見て背中を丸める　　　③～④後ろに転がる。　　　⑤～⑥膝をつき起き上がる。　　　⑦立ちあがり(右)半身に構える　　　　・②と⑥のワンポイント：　　　　　　膝にしっかり体重を乗せ，畳についた足は尻の下に位置させ，甲をつける。＜後ろ受身②＞　・半身から前足を後ろに下げ，膝をついて後ろへ転がる。　　　①(左)半身に構える。　　　②前の足を後ろに下げる。　　　③下げた足の膝をつく。へそを見て背中を丸める　　　④～⑤後ろに転がる。　　　⑥～⑦身体を起こす。　　　⑧立ちあがり(右)半身に構える　　　①左半身に構える。 (^-^)v
５．対人的技能	動作・技のポイント
(1)　逆半身片手取り角落とし	＜逆半身片手取り角落とし＞　・この技は，「角落としもどき」で，「腕落とし」の名称が適当。　　「角落とし」は別の技ですね。　①逆半身片手取りで構える。　　・仕手は左半身，受けは右半身。　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ (^-^)v
(2)　呼吸法 (座法)	＜呼吸法 (座法)＞　①正座でお互いに向かい合う　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ (^-^)v
(3)　相半身片手取り小手返し (p36-37)	＜相半身片手取り小手返し＞　①相半身片手取りに構える。　　・仕手，受けともに，左半身。　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ (^-^)v
(4)　逆半身片手取り四方投げ (裏) (p38-39)	＜逆半身片手取り四方投げ (裏)＞　①逆半身片手取りに構える。　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ (^-^)v
(5)　正面打ち第一教 (表) (p40-41)	＜正面打ち第一教 (表)＞　①相半身の構えで手刀を合わせる。　　・手刀を合わせたところから，静的スタートです。　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ (^-^)v
(6)　相半身片手取り入身投げ (転回足) (p42-43)	＜相半身片手取り入身投げ (転回足てんかいそく)＞　・ここの体捌きは，「前方転換足」といわれるものです。　①相半身片手取りに構える。　　・取りも受けも右半身です。　②取りは相手の背中側に歩み足で一歩前進する。　③取りは相手の首に手を添える。　④取りは転回足を行い，相手と同じ方向を向く。　　　→この動作には，崩しを入れていませんね。【Ｔ】　　　→崩しを入れると「表崩し」になります。　⑤取りは腕を相手の顎付近まで上げる。　　　→指先先行の「合気上げ」で上げましょう。　　　　その結果，腕が相手の顎付近まで上がります。【Ｔ】　⑥取りは転回足を行い，腕を前に出しながら相手のバランスを後ろへ崩す。　⑦取りは歩み足で一歩踏み込む。　　受けは前足を一歩下げながら膝をつく。　⑧取りは上げた腕を下ろしながら投げる　　　→指先先行で「前腕伸張力」で投げます。【合気】【Ｔ】＜指導上の留意点＞＜ワンポイント＞　【取りの手の指先の向き】　　・取りは腕が弧を描くように動かし，手はしっかりと開くようにする。　　　→「腕が弧を描くように」は，結果です。【Ｔ】　　　→「手はしっかりと開くように」は，上腕を使わないための仕掛け。合気の発動です。【Ｔ】　　　→イラストの崩しは，重力掛けではないですね。　　　→イラストの起こしは，「合気上げ」で素晴らしいです。【Ｔ】　　　→イラストの投げは，「伸張力」による投げで素晴らしいです。【Ｔ】　【取りの足の指先の向き】　　・まっすぐ前を向くように踏み出す。　　　→イラストが素晴らしいです。手の方向も前面に。　　　　かつ，矢印がまさに「合気」の動きを表しています。【Ｔ】　【受けの膝のつき方】　　・受身を行う際は必ず相手側の膝をつくようにする　　　→よいコメントです。体がねじればらけなようにするためのコメントです。【Ｔ】 (^-^)v
(7)　逆半身片手取り四方投げ (表) (p44-45)	＜逆半身片手取り四方投げ (表)＞　①逆半身片手取りに構える。　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ (^-^)v
(8)　正面打ち第一教 (裏) (p46-47)	＜正面打ち第一教 (裏)＞　①相半身の構えで手刀を合わせる。　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ (^-^)v
(9)　相半身片手取り入身投げ (転換足) (p48-49)	＜相半身片手取り入身投げ (転換足)＞　①相半身片手取りに構える。　② 　③ 　④ 　⑤ 　⑥ 　⑦ 　⑧ 　⑨ 　⑩ 　⑪ (^-^)v
()	＜工事中)＞ (^-^)v
参照　 ☆達人の合気蔵書☆ ☆達人の合気ビデオ☆	合気道技報(光和堂 1962) 合気道秘要(東京書店) 日本武道協議会設立40周年記念　中学校武道必須化指導書 (10分冊・DVD3巻付き)　(日本武道協議会 2017)