★たつひとの合気道技法★
合気道の極意を技に展開して
その１１ 掛り稽古
＜いつも工事中＞
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◆多人数取りは，静止状態からスタートします。多人数掛けは次々掛かっていきをそれを捌きます。
2024/8/28
改訂
掛り稽古 かかりげいこ
| 項目 | 動作・技のポイント |
受け連続掛り稽古 |
＜多人数掛けの基本としての受け連続掛り稽古＞ 【鳥海幸一先生】 ・掛り稽古は，グループでの稽古で， 受けが一列に並び次々に一人の取りに向かって攻撃をします。 ・ここでは，取りは，受け一人づつに対して，右半身，左半身の技を連続して行います。 すなわち，攻撃は，左右，二回となります。 受け連続掛り稽古。 多人数掛け，自由技，乱取りの稽古としての呼吸投げを主体にした掛り稽古となります。 ・これにより，多彩な技を連続して捌くときの動きを学び， 受けも受けを取った後に直ちに攻撃を行うことで，その動きを学びます。 ＜受け連続掛り稽古のポイント＞ 【Ｔ】 ・体は常に垂直に。 ・スタートの時の正しい半身と投げた後の正しい残姿･残身を心がけること。 ・受けを投げたら地球の重力に任せ，相手を追いかけない。 ・体が傾いたら，「気分の出しすぎ」か「受けを追いかけすぎ」 合気三原則の効果を出すには，体は常に垂直に。 (^-^)v |
| 諸手取り | 動作・技のポイント |
諸手取り 受け連続掛り稽古 |
諸手取り受け連続掛り稽古 連続： ①右半身諸手取り → ②左半身諸手取り ＜諸手取り 前方投げ (手刀投げ) 右・左＞ ・右半身スタート ①右半身諸手取り ・転換前方投げ 右半身から外転換し，持たれた手を振り上げて送足で前方投げ →静的スタートでは，外転換合気上げ裏捌き →伸張力を使った振り下ろし手刀投げ →相手の掴みが強く，重たい時は， 無理に振り上げず， 握り拳を作って，突き出しパンチ投げ →突き出しパンチは，伸張力そのものです。 →投げの時に腰は，基本は投げる方に正対させます。 ②左半身諸手取り 右半身から左半身になり，掴ませる。 右半身から左半身に，歩足で後足を踏み出しながら，掴ませ， スタートする。 ・入身，送足前方投げ (内前方投げ，返し前方投げ) その場で左腕を諸手で掴ませ送足で前方投げ →小柄な人は，送足をしないと，相手を崩し投げることが難しくなります。 (^-^)v |
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諸手取り受け連続掛り稽古 連続： ①右半身諸手取り → ②左半身諸手取り ＜諸手取り 天秤投げ その１ 右・左＞ ・右半身スタート ①右逆半身諸手取り ・外転換合気上げ裏捌き天秤投げ ・外転換で持たれた手を上方へ上げ，行う。 体は垂直に。 ・相手の両腕に腕を差し入れ，天秤投げに。 ②左半身諸手取り ・外転換合気上げ裏捌き天秤投げ ＜諸手取り 天秤投げ その２ 右・左＞ ・右半身スタート ①右逆半身諸手取り ・外転換回し天秤投げ ・横に手刀先行で，転換する自己の真中まで誘導します。 ・相手の両腕の下方に返して，腕を差し入れ，天秤投げに。 ②左半身諸手取り ・外転換回し天秤投げ ＜諸手取り 上段返し天秤投げ その３ 右・左＞ ・右半身スタート ①右逆半身諸手取り ・転換上段返し天秤投げ ・相手の両腕の上に返し載せて，その下に腕を差し入れ，天秤投げに。 →相手の腕は詰まった状態で投げられます。 ②左半身諸手取り ・外転換回し天秤投げ (^-^)v |
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諸手取り受け連続掛り稽古 連続： ①右半身諸手取り → ②左半身諸手取り ＜諸手取り 前方投げ－天秤投げ 右・左＞ ・右半身スタート ①右逆半身諸手取り ・前方投げ ②左半身諸手取り ・外転換回し天秤投げ (^-^)v |
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| 逆半身片手取り | 動作・技のポイント |
逆半身片手取り 受け連続掛り稽古 |
逆半身片手取り受け連続掛り稽古 連続： ①右逆半身片手取り → ②左逆半身片手取り ＜逆半身片手取り 前方投げ (手刀投げ)＞ ・右半身スタート ①右逆半身片手取り ・外転換(後転換)，送足前方投げ →残姿をきちっと。 ②左半身片手取り ・入身送足前方投げ (^-^)v |
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逆半身片手取り受け連続掛り稽古 連続： ①右逆半身片手取り → ②左逆半身片手取り ＜逆半身片手取り 内回転前方投げ (手刀投げ) 右・左＞ ・右半身スタート ①右逆半身片手取り ・顔面顎掌底当身，内回転前方投げ ②左半身片手取り ・左転換当身内回転前方投げ 転換し泳がしてから内回転 (^-^)v |
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逆半身片手取り受け連続掛り稽古 連続： ①右逆半身片手取り → ②左逆半身片手取り ＜逆半身片手取り 倉田投げ 右・左＞ ・右半身スタート ①右逆半身片手取り 倉田投げ ・後足から，相手の前面へ踏み出し，体を開いて倉田投げ ②左半身片手取り 倉田投げ ・左半身から，左前足を引いて倉田投げ 倉田投げ： 相手の表に移動し，相手に正対して 持たれた手を下方へ落とし投げる (注意) ・無理に，後足を上方へ上げたりしない。 動きが遅くなる。 体のバランスをとり，両手でハンドルを回す動きで行い，残姿を取る。 (^-^)v |
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| 両手取り | 動作・技のポイント |
両手取り 受け連続掛り稽古 |
両手取り受け連続掛り稽古 連続： ①左半身両手取り → ②右半身両手取り ＜両手取り 突き出し投げ (パンチ投げ) 左・右＞ 【鳥海幸一先生】 ★★★ ・左半身動的スタート ＜突き出し投げのポイント＞ 技の肝： 突き出し (突き／パンチ) 動作で自己の質量を，相手に移す。 相手の体格，相手との間合い，スピードにより， 足捌き，手捌きが多数あり，多数の変化が生ずる 足捌き： 初動は，前足を一歩足を引いて行う。必要に応じて歩足となる。 手捌き： 初めに持たれた手を内から上段へ上げるか中段を維持する。 手刀を相手の内手首に絡ませ下げるのがベース。 突き出し動作： 甲から突き出す。船漕ぎ運動のように。 残姿・残身： 体は，極力，垂直を維持。相手の追いかけない。
・足の変化：相手の動きが速いとき，さらに，歩み足で一歩送り出す。 ただし，必ずしも必要ない 投げた後 歩足で，一歩進めて右半身となる。 ・足の変化： 右半身から歩足で一歩前に進める。 (^-^)v |
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両手取り受け連続掛り稽古 連続： ①左半身両手取り → ②右半身両手取り ＜両手取り 回し投げ 左・右＞ 【Ｔ】 ★★ ・左半身動的スタート ＜突き出し投げのポイント＞ 技の肝： 初めに掴まれた手の重力落とし。 体： 体は常に垂直に。 残姿・残身： 体は，極力，垂直を維持。相手の追いかけない。
歩足で，右半身となる。
(^-^)v |
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両手取り受け連続掛り稽古 連続： ①右半身両手取り → ②左半身両手取り ＜両手取り 左右投げ 右・左＞ ・右半身スタート ①右半身両手取り ・下げの手は相手の手首に上から絡ませて。 目の前でトラックの大きなハンドルをまわすように。 ②左半身両手取り ・下げの手は相手の手首に上から絡ませて。 目の前でトラックの大きなハンドルをまわすように。 参照： 呼吸投げ／両手取り両手左右投げ 参照： 多人数掛け／両袖取り左右投げ(捌き投げ，回し投げ) (^-^)v |
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| 突き | 動作・技のポイント |
突き 受け連続掛り稽古 |
突き受け連続掛り稽古 ＜突き 回転投げ 右・左＞ ・右半身スタート ①右半身 ・突き，その場回転投げ／表投げ ②左半身 ・突き，その場回転投げ／裏投げ (^-^)v |
| 杖取り | 動作・技のポイント |
掛稽古：杖突き取り杖投げ － 受け連続掛り稽古 ー |
杖突き受け連続掛り稽古 ＜杖突き 杖突き取り杖投げ 右・左＞ 【鳥海先生】 20230806 ・右半身スタート 杖を右半身で受け(アタッカー)に状を縦にして渡す。 アタッカーは左半身で受け取り，杖正面突き 仕手は，相手の外に出て，脇に当身する アタッカーの腕の下から杖を上から掴み 転換してから，杖を振り落とし投げる。 ＜ポイント＞ ※体は垂直か! ※転換により，相手との距離を詰める。 ※投げのとき，杖に自らの質量をのせて使えているか! ※両手とも，杖を上から掴む。 ※杖の渡し方に注意。杖は縦で渡す。 杖を左半身で受け(アタッカー)に杖を縦にして渡す。 アタッカーは右半身で受け取り，杖正面突き 仕手は，相手の外に出て，脇に当身する (^-^)v |
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